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相次ぐネットショッピングオーナーへの金融支援!
新製品の導入・拡大に資金調達を提供
ショッピングサイトオーナーへ即時に融資
インターネットのショッピングサイトの作成サービスを行う「BASE(ベイス)」は、平成30年12月5日、ショッピングサイトのオーナーが即時に
資金調達することが可能な「YELL BANK(エールバンク)」の提供を開始しました。
「YELL BANK」は、「BASE」に出店するオーナーを対象とした金融サービスで、「BASE」の管理画面に「
資金調達」のページが追加され、掲載される3パターンの調達額から金額を選択し、規約に同意後に
資金調達が可能で、即時に管理画面の振込残高に反映されます。
▼ショッピングサイト:
「BASE」
借入金の返済は売り上げに応じて少額から
借入金の返済は、ショッピングサイト内での売上代金から一定の支払率に応じて自動的に「YELL BANK」に支払われますので、売上がなかった月には返済は必要なく、オーナーにとってはリスクもなく
資金調達が可能となります。
この
資金調達を可能にするため、「YELL BANK」では、「BASE」に出店する店舗データを利用し与信を行い、条件を満たしたショップオーナーに対して融資を行うとしています。
「YELL BANK」の金融サービスが利用可能なオーナーへは、サービスの案内が順次送られるとしています。
融資額は1円〜1,000万円まで
「BASE」上で売上実績があっても、既存の金融機関からの
資金調達が難しい場合には、ショップオーナーとしては新商品の導入や機材導入などの資金を得るチャンスとなります。
融資額は、1円〜1,000万円までで、初期費用や月額費用も無料となっており、利用金額に応じて1%〜15%のサービス料を支払うことになり、負担も少なくて済むことがメリットとなっています。
「BASE」は、平成30年5月にも、ショップオーナーが独自のコインを発行し、ショップファンから
資金調達できる「ショップコイン」もリリースするなど、ショップオーナーへ資金面で支援しています。
「楽天市場」でも同様の金融サービス
このようなショッピングサイト運営のオーナーへの金融サービスは、大手「楽天市場」でも行っており、資金繰りが厳しい場合や、事業拡大で
資金調達を行いたいオーナーに対して、インターネット上の「楽天市場」や実店舗決済の「楽天ペイ」加盟店、楽天カード加盟店向けに金融サービスを行っています。
資金調達には、原則、保証人や担保、決算書は不要で24時間インターネット上から申し込みができ、利用枠を設定することで最短営業日に、「楽天市場」で最大3,000万円、「楽天ペイ」で同800万円融資されます。
小売業が実店舗からインターネットに流れる中、ショッピングサイト参入に金融サービスが相次いでいます。
[2018.12.18更新]